Oct.31/2016
My regular 5 pocket

私の場合、ショーツの季節以外はほぼ毎日Gパン、というか 5ポケットを履いています。もちろんムードによって他のパンツも履いたりはしますが、なぜか常に5ポケットに戻ってきます。ここしばらくよく履いているのは、Post O’Allsのブルーデニムのもの・・・と、ホワイトピケのもの。ブルーデニムの5ポケットに関して言えば、ここ15年くらいはうちのチャコールステッチ(ブラックが退色したような特色)のものをメインに履いています。

ちなみにPost O’Allsでは、5ポケットはブランド初期のオリジナルラインナップには入っていませんでした。もっとはっきり言えば、作るつもりもありませんでした。そのココロは・・・5ポケットはビンテージのリーバイスやリーに任せておけばいいと思っていたからです。私自身、5ポケットと言えばほぼ501ばかり履いていました。

しかしその後ビンテージのGパンは古着ブームに乗って値段と認知度もロケットのように高騰、ビンテージの501を履いていると“それって高いんでしょ”“やっぱビンテージはいいよね”などなど、それまでビンテージデニムや古着に興味が無かったような人たちからもコメントを頂くようになり・・・気がつけばあまり履かなくなっていきました。

で、ついにうちでも作り始めたのが1990年代の終わり頃でしょうか。最初に出したのが501ベースのフィットでボタンフライ、リーバイスのようなイエローXオレンジステッチのもの。その後、Post O’Allsのデニムアイテムには最初から設定にあったチャコールステッチのバージョンを追加しました。初期のものはPost O’Allsのプリントタグを半分に折って右バックポケットに挟み込んでいました。そしてバックポケットのステッチは不要だと思っていたので、右ポケットのコーナーにドーナツの刺繍を入れました。

なぜリーバイスには無い設定のチャコールステッチかといえば・・・私の場合、Gジャン+Gパンの組み合わせというよりもワークウエアや他のものに合わせることの方がはるかに多いので、どう考えてもチャコールステッチの方が合わせやすいんですね。当時は5ポケットでチャコールステッチなんてほとんどどこも作っていなかったので、個人的にはかなり重宝しました。また、オレンジやイエローステッチと比べてこざっぱりとした印象なので、ジャケットに合わせるような格好にも確実に有効です。

ダークなチャコールステッチを際立たせるのはダークなデニム。ここしばらくは日本製のデニムを使ったものが気に入っています。本当はアメリカ製でダークで良いデニムがあれば使いたいのですが、比較すると現時点では日本のものがよりダーク・・・これが現状の中でのベターな選択なんですね。

Post O’Allsの5ポケットのステッチ色として、イエローXオレンジ系やチャコール以外で出したことがあるのはダークカーキ、カーキOD、OD、ネービーなどなど・・・。それぞれ独特の良さがあり、合わせた時に映えるもののレンジもぐっと広がります。本当は常時これらのステッチ色のバリエーションも出したいのですが、 供給が需要を上回ってしまう感じなので、現在は出したり引っ込めたりしています。

Post O’Allsの5ポケットの基本フィットは2種類。個人的に好きなフィットである60年代の501に近くてジッパーフライのものが#4(リーバイス風ポケット)、#4R(リー風ポケット)、#7(リベット付き角ポケット)、そしてより太めの501カットでボタンフライのものが#1(リーバイス風ポケット)と#2(リー風ポケット)になります。それら以外にも過去には様々なバリエーションがあるのですが、現在出し入れしているものが上記となっています。ちなみに股上は全てビンテージの501よりも浅めになっています。
(オオフチ)

*写真は全て#4になります。バックポケットに刺繍が無いものはサンプルとなります。

P.S. 今の時期にデニムの5ポケットに合わせるのにちょうどいい感じなのが、 キルティングデニムのカバーオール。シンサレート入りのキルティングデニムはここしばらくのPost O’Allsの準定番でありますが、今シーズンは2ポケットのSB40(写真)を推しています。デニムのセットアップは色やスタイルなど相性が結構デリケートですが、これは楽勝です。2ポケットのメリットは、ベストなどとのレイヤリングの相性が良いところ。収納力はベスト(最近の私の場合はE-Z CRUZ Vest)に任せ、こってりせずに羽織れます。