Feb.03/2010
最近の収穫

PAYDAYのロガージャケットです。先日、日本から来た友人と古着屋にプラッと行った際、彼が見つけてくれました。

ブランド、年代にかかわらずこのタイプは定番的に探していて、ピピっと来たら手に入れるようにしています。といいながら、この手の木こり系アイテムは伝統的にニューヨークではあまり出てきませんが。

木こりの本場はやはりワシントン州やオレゴン州などアメリカ北西部で、その結果、木こり系アイテムは局地的に消費され、局地的に発掘されることが多いようです。

そのように偏った消費状況のせいか、ロガー産業の衰退のせいかは分かりませんが、昔はいくつものメーカーが、またPAYDAY(J.C.ペニー)やHERCULES(シアーズ)などカタログ系の大手までロガー系の製品をつくっていましたが、第二次大戦後になるとFILSON社を除き、早い段階ですべて絶滅していった模様です。

このPAYDAYは1930年代のものですが、さらに古いものはフロントがスナップでなくボタンやそのミックスだったり、サイズ表記(ネックサイズ)やパターンその他ディテールもシャツ寄りにシフトしていきますが、基本は二重になった上半分(ヨーク&袖)、胸ポケットのみのデザイン+パラフィンワックスの入ったキャンバス地などのディテール。ペン差しやコンパスポケット、背中のマップポケットなどがないのがクルーザーとの違いで、ロガージャケットがよりワークウエア寄りにシフトした性格というのがわかりますね。

この一枚は経年によってワックスも抜けすっかりしなやかで、サイズやデザインも自分好み。でもスナップがプレーンな凡用タイプで、ロゴ入りだったらよりうれしかったかも。そして欲を言えば、通常出てくる彫りデザインではなくて、ラベルのような字体で浮き彫り(仮にそんなものがあればですが)であれば相当いいんだろう……、と勝手な妄想に入っていました。(オオフチ)

P.S. 先日のニューヨークCAPSULEショーの模様です。

http://www.styleforum.net/showthread.php?t=162099